週末、映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を観てきました。シリーズの中でも人気のハン・ソロが主人公のスピンオフ作品。ネタバレになるといけないのであまり詳しくはここではお伝えしませんが、エピソード4の約10年前、つまりハン・ソロが20代前半だった頃のお話です。アメリカでの評判はあまり良くなかったみたいですが、とても見ごたえあり、老若男女、誰でも素直に楽しめる極上のエンターテインメントでした。

この映画では、ハン・ソロがいかにして賞金稼ぎになったのか?ファルコンをどうやって手に入れたか?相棒のチューバッカや悪友ランド・カリジアンとどのようにして出会ったのか?手に汗握るアクロバットシーンはもちろんのこと、エピソード4で描かれたストーリーやそれぞれの人物像のバックグラウンドが丁寧に描かれています。

最初から最後まで、主人公のハン・ソロは、何度も出会った人々(上司)に訴えます。「宇宙船を手に入れたい」「俺は操縦ができるんだ」「俺に操縦させろ」と。実績のない人に、いきなり大型船の操縦なんか任せようという人はいない。けれど、機会あるごとに、彼は訴えます。「俺はできるんだ」「俺がやる」…。誰も相手にしないけど、事あるごとに彼は主張し続けました。そしてその後、息もつかせぬ戦いの連続で状況が変わり、最後の最後に、いよいよ出番が回ってくるのです。

彼は、元々操縦には自信があったんですね。だからこれを仕事にしたい、と強く願っていた。それだけでなく、普段から腕を磨き、周囲に機会があるごとに訴えかけた。そのことにより自らチャンスを引き寄せ、そして、チャンスをものにしたんですね。

やりたいことが見つからない、見つかったけど、やれるかどうか自信がない、という方に多く出会います。とくに若い方に多いなと感じます。「好きを仕事にする」って難しいし、それを目標にして名言するのって、勇気が要りますよね?でも、ハン・ソロのように、言葉に出して周囲に伝え続けること、そして、少しずつでもそのための努力を続けることで、状況が整った時に声がかかるのだと思います。「そうだ、あの人にやらせてみよう」と。強い思いと努力、そしてそれを周囲に伝え続けることが大切なんですね。

余談ですが、主人公役のオールデン・エアエンライクは、子供の頃、ハン・ソロになりきって、「スター・ウォーズ」ごっこをしたと言います。厳しいオーディションを勝ち抜いて、子供の頃の夢が現実になったんですね。

正直言って女性の場合、出産や子育て、介護なども経験しつつ、自分らしいキャリアを形成していくのはとても難しいことです。優先順位も変わってきますよね。私も、何をしたいかは後回しにして、家族のためにやむを得ず働きやすさを優先した時代もありました。でも、仕事をセーブしなければいけない時ほど、自分の可能性を拡げるチャンスとも言えるかもしれません。やりたいことが明確なら積極的に公言していくこと、そして少しずつでも、努力を続けること。やりたいことが明確でないなら、何が今後の仕事につながるかわかりません。興味あることにいろいろとチャレンジしてみたり、仕事を通じてではない新たな組織や団体に参加してみたり、ハードルを低くして、自分の枠を拡げてみてはいかがでしょうか?

高原 真美(2級キャリア・コンサルティング技能士)

個別キャリア相談会受付中。

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